2024.03.07

卒業式

3月にも入り、早一週間。

バレンタインが終わったと思えばひなまつり。
それが終わりかと思えばホワイトデー。

ケーキ屋さんが忙しくさせていただく毎日となっています。

3月といえば巷では卒業式があります。

今年は娘二人がそれぞれ中学高校と卒業を迎え、
それぞれの式に出席してきましたが、
なかなかどうして。言いたいことや不満めいたことがとても多く感じます。

大好きな○○中。

いったいこの言葉を何人の生徒たちが共感できるんだろうと。
むしろ、共感できないと病気だ!!とさもいいたげな卒業式には、
正直吐き気を覚えます。

そのうち○○教じゃない人は病気だ!
変わってる!!あの人はおかしい!!
なんて言われいかねない土壌はしかと作られている予感がします。
こういうのにおかしくない?
って言わせない今の義務教育は
個性を潰し、マスメディアの流す情報を鵜呑みにしちゃうバカを量産。
素直でよい子で先生のいうことをちゃんと聞く子。
自分の頭で考えることをしないで、困ったらまず誰かに責任ごと押し付ける等々・・・

国にとって都合の良い人しか増えていかない気がしています。
が、最近はそれがブーメランで国に帰ってきているようなところも多々あり、
この世の中は混乱の一途をたどっていると思います。

学校なんてなくなればいいのにっていう人は
もうきっと少数派で、
夜のうちに学校だけディジョンされないかなとか、
二フラムで消えないかなと
真剣に思っていたきっと少数派(笑)でした。

最近では行きたくなければ無理していかなくてもいいなんて、
キャンペーンも展開されて、なんだか不思議な世の中。

行かないのは世の中では普通とは思われないけれど、
無理していかなくてもいいものなんだよ。
が正解なはずで、
単純にサボりたくていかない人にお墨付きを与えて、
さらに行きづらくさせている現状を考えていないで
発信している人も多いのが気になります。

行かなくてもいいよっていう人は
ぜひ、その人生を年表にして浮上のチャンスを示してあげることも
忘れずにしていてほしいものです。
とはいえ。

 

 

卒業ですね。


僕が最後に卒業したのはパリのコルドンブルー。
もう30歳手前でした。

あったあった

コルドンブルーの卒業証書と、
もう一枚は、アルザスのパティスリーギルグで働いていた証明書。
いまいち何のためにもらったのかよくわかっていないのですが、
思い出の品です。
シェフたちありがとうございます。

多分、今後あいつ本当にフランスで働いていたのか?
といわれたときに出せばいいのかな。
それとも、そんな疑う人は無視したほうがいいのか?

あ、そういえば本当にフランスにいたかどうか怪しいパティシエの方がいるって相談されたことあった気が・・しかも結構近くの・・・
そういう人もきっとセルフィティカを持っているので大丈夫でしょう。
きっと証明できるはずです。


そんな僕もFAUCHONのセルフィティカが見当たらないので、
無くしたみたいです。
大事な書類だったはずですが。でも要らねーって言った気もしないでもない気が・・

中学校は大嫌いでしたが、自分が勉強したくて勉強する学校は楽しいです。

今、不登校で学校に行けていない人は、
こういう自分がしたいことの学校に行ったりするのもいいですよ。

いきなりしあわせのえきで働きたい!!と思ったら
いきなりお電話してきてもオッケーです。

最初は苦労します。
が、どんな仕事でも最初から苦労する人はいません。
だって、学校行くにも苦労するでしょ。
朝起きるのも苦労しちゃうし。
寝ている時間以外は苦労しているのです。

僕のお店は働いている人もしあわせになれるようにが目標です。
もちろん、その前にお客様に幸せになってもらえる行動を(仕事)した上です。

金銭に余裕がなかったら、専門学校に行く必要はあまりない気がします。

っていうと、そっち方面からの流れ弾が飛んできてしまうので、
あまり言いたくはないのですが。

無理して奨学金借りてまで行くものではありません。
実際に借りてから行くよりも自分でためてから行く方がよほど
よほど意味があり、何も知らない高校生上がりよりもたくさんのことを吸収できると思っています。だって、ベースはあるからね。

まず5年働いてみて、
そのうえで専門学校に行ったって遅くはないのですから。

実際に僕が卒業した日本の製菓学校では、
定年退職された後に入学した方。
結婚してから入学された方とか、たくさんいらっしゃいました。
1年間バイトでお金貯めてから入学した同級生もいます。
そんな彼も、今は東京でお店を営業しています。

なんて、いろんなこと言いましたが、
卒業って一応の区切り。
そこで何もかも終わりじゃないからまだまだ通過点。

でも、おめでたいです。
だからどんな境遇で卒業式を迎えた人にも、

卒業おめでとうございます。

僕は無事にこのお店を卒業して、
余生を楽しく生きることができるのか?
ま、きっと〇ぬまで働くんだろうと思っています。

少なくとも、厨房の中でっていうのはちょっと嫌です。

そのあとに残される人にいろいろな意味で迷惑でしかないですから。

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