イメージ=想像。
イメージから出来上がるケーキや料理。
また、美術品。
イメージをカタチにできるかできないかで、その職人さんの力がわかる。
また、そのカタチがお客様に受け入れられるかられないかで、お店は決まる。
という、何かを作るほうのイメージではなく、
最近ははその先にあるイメージをよく考えています。
沖縄のお店で日本人お断りというセンセーショナルな方針で営業されているお店があったそうですが、各ワイドショーやネットニュース、またご本人のフェイスブック等拝見すると、ここにつながってきます。
そう。今の日本人の多くの人はイメージする力が弱い。
例えば、友達にこういったら多分こう返ってくるなぁ。とか。
対ヒトに対するイメージ力があまりにもなさすぎる気がします。
テレビでも闇営業の事が散々報道されていますが、じゃあ今までそんなこと一度もなかったと本気でおもってるの?
と首をかしげたくなります。
分かっていたことを敢えて掘り下げて人をたたく。
偽物の正義の味方達が。
この人をたたくという行為の源はおそらく嫉妬からくるものだとは思うのですが、
テレビでコンプライアンスがきつくなればなるほどこの、イメージする力が弱まってきている気がします。
仮に、バカ!!って声が聞こえたとします。
今の時代バカ!!イコールパワハラです。
でも、その言った人も言われた人も笑っています。
その時にあの人はパワハラだ。
本当にそう言い切れるのかな。
周りから見たらパワハラだからパワハラだと。
本当はその当人同士でしかパワハラの判定は下せません。
最近この関係性に口をはさんでくる人たち多すぎません?
一番頭悪いなと思うのはこのバカと言われて笑っている人間関係の事をかわいそうと思って正義の味方面してあいつはひどいパワハラ野郎だ!!と一人でなく、
大多数で非難する人。
その人たちの中には非難する権利も無ければそのことについて口をはさむべきではない
ひとだったりする場合も多い気がする。
そう。それは部外者。
土足で人のうちに上がるようなもの。=バカ
これが今、世間で行われている問題の本質。
関係ない人は口をはさむべき問題じゃない。
当人同士がしっかりと話し合って、
中には間に人をいれてってことも必要なときもあるでしょう。
言われてかわいそうと思う人は
そっと声をかけてあげる程度にしておいたほうがいいと思います。
世の中おりこうさんだけではできていません。
でも、大分増えたなぁ。
表面上だけのおりこうさんが。
本当の問題はここかもしれませんね。
人がたたかれている最中にさらにその上からたたく人を
僕は軽蔑の心で見ています。
色んな問題があると思うけど、そっと見守って、
それがどんな結論になるかどうかだけ知れればそれでいいはずです。
自分には自分の人生。
僕はお店のオーナーという立場から、
働いてくれているスタッフのその先をイメージして一緒に仕事しています。
いつも思う。
自分の思う正義は必ずしも相手から見て正義ではない。
もしかしたら悪って可能性もある。
そう、大切なのは
イメージ、イメージ。
それと、謙虚な心。