2019.04.20

写真って大事だなぁ・・・

先日大きなニュースにもなったパリのノートルダム大聖堂。

そういえば、パリにいたときに写真撮ったなぁ。
と思いだしたので昔のパソコンにつないでいたハードディスクを今使っているPCにつないでみました。

で。見つかったのがこの画像。

当時はお金も無く借金まみれで大変でしたが、
親族からの厚意で子供と妻がパリに合計半年ほど滞在していました。

驚くのは子供の可愛さと、嫁の細さ。
息子は今や写真すら嫌がり、体重も90キロを超える見るも無残な
いや、たくましく豪快に育っており、娘もこの後もう一人増えることになるんですが、
このところ、二人。この娘もまだおむつも取れていない状況でした。

一緒に発掘したいろんな写真をみて、あ、この後日本に帰ってからあんまり写真ってとってないなという現実に気づかされました。

いまは、アイフォン等、スマホで気軽に写真が撮れる時代。
僕自身、あまり写真の機能は使わなかったのですが、
家族の写真はこれからちょっと気を付けて撮ろうかなと改めて思いました。

いつまでもある景色や風景も今回の事故なのか事件なのかわかりませんが
そこに行ったらいつでも見られる。

そんなものは実は一つもなく、今という一瞬を未来に持っていける。
そんな素敵な「写真」という人類の便利なツール。

結構大切だなぁと思います。

僕自身も写真は好きではありません。
特にケーキの写真は撮ってしまうと、そのまま知らないうちに影響されすぎて、
結果パクってるじゃんとなってしまうので、
頭の中にできるだけ記憶しておく程度にしています。
ま、3日もたてば忘れていますが、結果自分のオリジナリティがきっと湧いてくる材料となっているはずです。

なのでパリで家族に住んでいるという貴重な時間でしたが、家族みんな揃った写真はあまり無いんです。

家族が日本に帰る前日の夕方。

僕と嫁さんはこんな会話をしたのを覚えています。

なんかやり残したことない?
もう二度と来られないかもしれないよ。

そんな時嫁さんが言ったのは
家族そろった写真が無い!!

いるの?そんなの?
と思いつつ、あまりほしい物を言わない嫁さんなのでこの願いは頑張れば叶えられる!!



当時の僕らは夕方暗がりの中、
メトロを乗り継ぎ、
エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館、サクレクール寺院の前に行って
そのあたりにいる人に頼んで写真を撮ってもらったことをおもいだします。

その写真も今回のハードディスク発掘で見つかっています。

結果、あの時そういってくれてよかったな。

改めて感謝です。
そう、あの頃の僕も細かった。

意外に、パリのノートルダムはこちらからの外観をご存知の方が多いと思いますが、
僕が好きなのはこちらです。

裏側です。
あまりご存知ない方も多いと思いますが、こちらからの景色と、
セーヌ川をはさんで見たノートルダムの景色はとても素敵なものでした。
夏の暑い日なんかはこの景色を見ながら食べたアイスの美味しさは特別でした。
アルパジョンのコンテストや、ちょっとした大きな仕事の後に食べたのを
今痛烈に思い出しています。

あー。マグナム食べたい。
自分へのご褒美マックスです。

マクロン大統領は5年以内にもっと美しく修復すると力強い宣言をされました。
低迷する支持率をとか意地の悪い人には言われてしまったりしますが、
パリの市民、フランス国民、世界中の人々。
無宗教の僕でも大切な場所とも思えるこのノートルダムが修復されたころには、

もう一度フランスに行きたいなと思っています。

いや、ほんとは今すぐにでも美味しい物食べに行きたいんですけどね。
いや、お菓子の勉強に行きたいです。

プロ向けのベルエのコースとか受けたいんだけど。。
経費になるんかな。。

何はともあれ、燃えてしまった悲しい出来事のなか、
写真の大切さに気付かせてくれたノートルダム大聖堂。

この衝撃もお菓子を作る糧にして、前に進もうと思います。

大きく感動したり、楽しい時、しあわせなときにこそ、
きっといいものは生まれるはず。

そういった人生の経験値を重ねることで、その人のセンスは形成されていくと思っています。パクってるうちはまだまだです。

因みにそんなうちの商品をパクってる人は論外です。
太白使ってるんならちゃんと表示しとけやボケェ。(独り言です)

だけど
どんな心境でもいい物を美味しい物を作れるようにならないと
プロとは呼べないんだろうな。

早くプロになれるように日々精進いたします。

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