2026.05.27

ケーキ屋という仕事、未だによく分かっていません。

いつもパティスリーしあわせのえきをご利用いただきありがとうございます。

最近ふと思うのです。

「なぜうちは昔からこんなに色々あるのだろう」

と。

もっと穏やかに営業されているお店も、
きっとたくさんあります。

でも、しあわせのえきは昔から、
なぜか色々あります。

時には、
「そこまで言われます?」
と思うようなこともあります。

正直、
落ち込まないわけではありません。

口コミを見て悩むこともありますし、
売上が落ちれば普通に不安になります。

「このままで大丈夫なのだろうか」

と考える日もあります。

SNSも、
もっとキラキラした感じで発信した方がいいのかもしれません。

「本日も完売ありがとうございました♡」

みたいな。

でも自分、
あまり向いていないんですよね。

普通に悩みますし、
結構気にしますし、
たぶん経営者向きの鋼メンタルでもありません。

ただ、
最近少しだけ分かってきたことがあります。

それは、
しあわせのえきには、
良くも悪くも“色”があるということです。

もっと無難なお店にすることも、
きっとできたのだと思います。

でも、

安城市のゆめのか苺を使ったり。

西尾抹茶にこだわったり。

贈り物として箱を選んだり。

季節ごとに店の空気を変えたり。

「しあわせ行きのきっぷ」なんて、
ちょっと恥ずかしいことを本気でやったり。

そういう、
普段だったらしないことを、
ずっと真面目に積み重ねてきました。

だからこそ、
合わない方には合わないのかもしれません。

でもその代わり、

「ここのお菓子を持って行きたくて」

とご来店くださる方。

季節が変わるたびに、
お店を覗いてくださる方。

大切な日のケーキを、
毎年考えてくださる方。

静かにショーケースを眺めながら、
ゆっくり選んでくださる方。

そんなお客様に支えられて、
ここまでやってこられました。

だから最近は特に思うのです。

全員に好かれるお店には、
なれないのかもしれません。

でも、
このお店を必要としてくださる方には、
ちゃんと応え続けたい。

「また来よう」

と自然に思っていただけるお店でありたい。

派手ではないかもしれません。

効率も悪いかもしれません。

それでも、
ひとつひとつ丁寧に。

少しでも、
誰かの嬉しい時間のお手伝いができたら嬉しく思います。

まだまだ未熟なお店ではありますが、
これからも、
しあわせ行きのお菓子を真面目に作り続けてまいります。

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