2024.06.23

最近思うこと。


世の中自分が思うようにいくことはない。
たとえ、自分の事だったとしても。

これは自分が生きてきてずっと思っていること。

きっと誰もがそうだとも思います。

おかし作ってるとこんなこといっぱいあるんですが、
もし、自分が思うようにことが進んだらそれ以上に幸せなことはないだろうと。

お店初めてからはずっと考えていた気がします。

しかし、自分自身のキャパシティが足りないとか、
様々な社会情勢、とか
日々新しく更新されていく理不尽とも思えるルール変更、とか

いろんなことが絡み合って、
いつしかそこに必死にしがみつくように
いいかえると柔軟に対応していくことで
なんとかここまで進んできた。
そう思っています。

自分が思うことをしっかりとお客様に曲がらずに伝える。

一言でいえば簡単なようですが、
全部は自分ではできない。

なので、人を介してそれをするのですが、
自分の周りの人、外注先、取引先の人。

みんなにストレートに伝えているのに、
自分の望む結果が出てこない。
挙句、お金払っているのにこちらが気を使うとか。
ちょっと意味がわかりません。

なんだかそんな風にずっと感じています。
じゃあ、ゼロから全部やればいい。
おそらくそれが正解。

しかし、自分にはそのスペックがない。

そう考えたら、やはり人を介する時点で、
自分の思うことやお客様に伝えたいことは
何一つしっかりとは伝わらない。

しあわせのえきのプライスカードには自分がお客様に伝えてほしいことが書いてあります。それは本当は自分の妻がしてくれるものだと今でも思っています。
ただ、彼女は人の心が良く理解できないし、
理解する気も興味もない人。

だから気楽ってものですが、お客様のご要望や、
お客様のご意向を無視して自分たちのルールの説明をしだしたりして、
お客様が望まれた対応ができないことが多いことはいつも僕は伝えています。

だけど、結局のところ大多数のお客様はそこまで求めていない。

一部、このようなブログやフェイスブック等を読んでくださって
応援してくださっているのを知っていると、
結局のところそういう方に今まで支えられてきて、
この12年間過ごさせていただいたんだなと、改めて、感謝しています。

本当はこうしたかったけど、○○が原因で止まっている。
そんなことが山ほどこの世の中には溢れています。
そして、そのボトルネックになっている部分を解決すれば
おそらくもっといいようにことは運ぶ。

しかし、それがいいことであるかの如く言われるのも違う気がしたりして、
自分が正解だと思うことが実は間違いだった。
そんなことも山ほどあるのです。

若いうちだったら何とかなるものもとても多い。
僕は20代に苦労するのは本当に大切。
苦労していない人ほど、
その後がとても厳しい現実の壁にぶち当たっています。

しあわせのえきにもそういう人がいますが、
やはり何ともならないものです。
何度いってもね。

20代までは一生懸命教えるけれど、
あとは知らないよ。

30代以降は20代で積んだ経験で
大きく差が出ちゃっています。
一部の例外は当然あると思いますが、
10代20代はいっぱい失敗して、いっぱい迷惑かけて、
いっぱい頑張ればいいと思っています。

自分を正当化するために、頑張っている人を引きずり降ろそう。
そんな人も今まで少ないですがいたことも事実です。
そんな悲しいひとにならなければ僕はいいと思っています。

40代でそれをしちゃう人はもう人として終わっています。
自分が20代と同じことをしてもいいと思っているのか?

そんな痛い人もいるのも事実です。

僕はどうだろう。
頑張っている人を応援してあげられる人になりたいなと。

別にうちで働く働かないは関係なく、
若い人が未来を切り開き、年老いた老害たちができることは、
若い人を応援することくらいです。
もちろん、教えを請われれば惜しみなくスタッフには伝えますが、
そうでなければ無難にこなしてくれればいいと思ってもいます。

人に迷惑をかけてもいいのは20代まで。
あとの始末は30代以降は自分が負うものだと最近特に思います。

厳しいこともいうけれど、
それはその人がちゃんと乗り越えられる壁であるということは大前提です。

耳が痛いと思うけど、若い人に何も言わないのが正しいという風潮を
僕はあまり好みません。

そして、上から目線とかいう人もいまだにいるけど、
そういう人に限って
自分の方が上から見ていることに気付いたほうがいいと。
最近思うことが多いような気がします。

僕が思うことをお客様に伝える。
これをスタッフを介してどれだけ伝えられるか?

僕は菓子職人です。
お菓子だけで伝える技術が足りてないんだろう。。

毎日反省です。

そして、どうしたらお菓子だけで伝えられるのだろうか?

最近僕が特に時間をかけて考えているところです。

まだまだ旅の途中。

僕はスタッフたちにもっとたくさんお給料を払えるように。
お客様がお喜びいただけるお菓子を作りたいと思っています。
そして、それしか目指しておりません。

経営者としてパティシエとして。
たいせつなのは共通して、

ハートだと思っています。

それを実現するためにはイメージをして、
それを実現するルートと、日々の実行。
これしかないと思っています。

お店のスタッフが最近ミスが増えてきて、
お客様にご迷惑をおかけしていることが増えてきています。

製造工程でもお客様のご指摘を受けることも増えてきています。

もし、何かあればすぐにご連絡いただければ幸いです。

お客様からのご指摘に、真摯に向き合おうと思っています。

ただし、食べログやグーグルマップに書いてくださっても、
何も解決はしないどころかそれは誹謗中傷、名誉棄損に該当し、
犯罪行為となってしまいます。
意外とお年を召されている方から若い方まで、
気軽に書いちゃってますが、本当に注意してください。

予めご忠告させていただいきます。

お電話でのご対応か、実名登録されたフェイスブックのコメント欄にて、
ご指摘ください。

本当の意味でお客様に必要とされるお店って、
なんだろうか?
まだまだ修行が足らないようです。

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