2024.06.05

今できることを全力で

面白いことに、沢山の人がこのお店で働きたいといっていただける状況にあります。

なんでだろと思っても、
特に思い当たる節といえば、

暇そうだから。。

くらいでしょうか?

そう、しあわせのえきは毎日忙しくさせていただいている割に、
結構余力があります。
売り上げ以上に人件費がかかっていて、
今こそお客様がたくさん来ていただいてもある程度はご対応できますよっていうところ。

が、しかし。

この業界だけではなく、日本国中が不景気に見舞われている状況です。

僕自身、
今不景気だから売り上げは落ちて当然とは思っていないから質が悪いってもので。

こんなときだからこそ、本当にお客様に必要とされているところは、
きっとたくさんのお客様に恵まれている。

そう考えています。

僕自身、ここまで売り上げを落とすことはほぼ経験がないことで、
自分が今までしてきたことを否定されている気もしますが、
原価の高騰、諸経費の高騰、人件費の高騰等、
自分たちの力で何とかできるものではないこともたくさんあります。

でも、ぜーんぶ言い訳にすぎません。

そういうの取っ払って、
僕は今敢えて一歩引いた視点に立たせていただいています。

これは、みんながある程度いや、突っ込みどころは満載ですが、
突っ込みつつも仕事をお任せできているところが大きく、
今までにできなかったインプットからアウトプットの作業に集中している状況です。

が、僕ももうおじさん。
なので、若いころのように無敵状態ではないのが悔しいところです。

じじいにはじじいの老獪さとか、ずるさとかいろんなことが身についているはずなのですが、僕はいかんせん、ごまかしたり、ずるいことしたりすることを敢えて避けてきてしまったらしく、なかなかそういうものが見つけられていません。
いや、かっこいいとかじゃなく、単純にしちゃダメだって思っていたからですが。

かき氷も実は2年くらい前からいろいろ食べ歩いていたりして、
インプットはがっつりしてたのですが、
いかんせん、どこも高すぎる。

水と砂糖だろうと。

それをありがたがって行列を作ってまで食べるという行為に、
疑問を抱きながらインプット(食べまくる)していました。

他のお菓子も、形や、作り方。構成をいちから考えて、
新しい商品の試作して、毎日楽しくお菓子に向き合えているサイクルは
売り上げがちゃんと上がり、お客様が将来の不安を感じずに、
安心してお買い物をしていただける状況が出来さえすれば、
もっともっとこのお店はお客様を喜ばせるポテンシャルをはっきできる。

その時のための準備はできています。

とりあえずのアウトプットのかき氷。
ぜひお楽しみくださいね。

新しいケーキも少しずつ形にして、
何も言わずにお客様に販売してみたりしています。
ただ、反応が悪かったりしたときには、
黙ってひっこめたりしたりもしています。

バラ園にバラを見に行った時に思い出した
フランスのバガテル公園でクジャクの距離感が近すぎでちょっと怖いと思った心境。
いや、あの素晴らしくきれいな芝生と、咲き誇るバラの数々。

記憶をたどって新しいケーキとしてそのうち出るはずです。

大須で食べまくったかき氷でぼったくられた気分と、
ほぼ水じゃんてきな思い出。

ま、氷ですが、だからこそタレにこだわるべき。
と思ってお出ししている今の安城産稲垣さんのゆめのかのかき氷。

フランスで初めて食べたであろう、謎のタルトの想いで。
懐かしいから焼いてみたりしています。おいしかったらお店にきっと出ます。

高級なおデパートでワンピースとんでもなく高いタルトを食べてみて、
見つけた新しい発見。

新しいタルトの原案です。

焼けてないタルトがおいしくなかった思い出。
焼いたときに底までしっかり焼いてお出ししているタルト。

匂いと行列につられて食べたシュークリームを食べた後の体調不良。
そのうえで改良されたシュークリーム。

自分が生きて経験していたことを思い出して、形にしてお出ししていきます。
もう出てるものもありますが。

こういう頭の体操は思いついたときにするもので、実は雑務もたくさんあったり。
とにかく頭の中がくしゃくしゃになったら、
長男を召喚してつまみを作ってもらって酒を飲ませてあげるという悪の父を演じながらも、うっかり飲みすぎて二日酔いをしたりと。

毎日が楽しいってこういうことと残り少ない人生を楽しみながらも、
今日はお客様きてくれるかなと毎日心配しながら
僕もお客様以上に、毎日将来に不安を感じながら生きています。

なので、先に書いたこんな時でもお客様がたくさん来ているであろうお店のように、

お客様の望むようなお店にしつつ、ちゃんと営業を継続できるお店にしたい。

そう思ってやみませんが、今お客様が何を求めているか?というよりも、
お客様に何がご提案できるかを自分自身で考えて、
今一度もがいて、桜井町にあるいちお菓子屋さんとして、
自分が何ができるかを日々考えています。

実はなぜうちで働きたいかはみんなに実は聞いています。

それは内緒です。

でも、本当にうちに興味持ってくれてありがとうと、
感謝の気持ちがいっぱいです。

来年にしでかす僕にとって大きな出来事のために、
スタッフを守りつつ、
あともう少しで終わる大殺界を超えて(あんまり意味わかってないです。)
今という時をじっと耐えて(いや、そういわれたので。)

お客さんに喜んでいただけるお店にするにはどうしたらいいか?
どうしたらお客様にとって必要とされるお店になれるか?

フェイスブックのリンクでぜひ教えてください。
店頭でお伝えいただいても全然かまいません。

全てかなえることはできないかもしれませんので、
悪しからず、ご了承くだされば幸いです。

草取りしているときにでも、
偶然見かけたら直接教えてくださってもありがたくご意見頂戴いたします。
フェイスブック面白いってよくお声がけいただけてうれしく思います。

馬鹿にされてナンボ。

笑わすんじゃなくて笑われろ。

偉大なるコメディアンのお言葉を借りてそのように生きていこうと思います。


そして、まずはお客様のために。
次に働いてくれているスタッフと、その家族のために。
そして、最後に自分自身の家族のために。

この順序を間違えないように、今月もお菓子をいっぱい考えて、作って、
食べて飲んで(安い酒)、生きていければ幸いです。

この素敵なサイクルをいつまでも続けさせていただけるように。

今月もお客様のご来店心よりお待ち申し上げております。

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